Wednesday, January 11, 2006

*豊胸後10年、20年、30年、40年後は・・?*
  それをイメージしてから決断してください

自分の理想の体・胸になりたい!
私達女性は年齢を問わず願うことだと思います。人に
よって好みも理想も違います。少なくてもCカップには
なりたい、Bカップで十分、理由も様々・・
谷間が出来る胸に憧れる、温泉や海で自信を
持ちたい、彼(又は旦那)が大きい胸が好きだから、
胸が小さいことで失恋したので、(胸が大きくて有利な)
仕事のため、洋服をかっこよく着たい、胸が小さくて恋愛
出来ない、出産・授乳で胸が垂れてしぼんでしまった
から張りのある胸に戻りたい。。

豊胸をする前に一番考えなくてはいけないことは、将来
どのくらいバッグを体内に埋め込んで過ごしたいか、
過ごせるか、何回入れ替え手術をするつもりか?
その度手術費用や回復期間はどのように マネージ
するか、結婚・妊娠・出産・授乳はどうするか?
その間に拘縮・漏れ・破損・後遺症などが出たら
どうするか?家族・友人には豊胸することを伝えるか?
病院でのレントゲン、健康診断の時にバッグが入って
いることを知られても気にしないか?
子供がいる場合は手術の際に家庭を助けてくれる人は
いるか?

若い方で、結婚前に取り出せばいい、と思って
いらっしゃる方へ。。。
豊胸・抜去で、2回も胸を切開します。乳腺を
傷つけられたり神経を切られてしまうこともあります。
勿論そのことは医師は私達には告げません。
いざ授乳になった時に乳腺のダメージの有無が明らか
になります。その時には医師を責めても乳腺は元には
戻りません。神経を傷つけられて永久的に乳首・乳房の
感覚が鈍くなったり、全く感じなくなったりすることも
あります。母乳の問題は勿論、人工ミルクでも
赤ちゃんは育ちますから、生死に関わる大問題では
なくても、将来子供を産んだ時は母乳で育てたい
という夢がある方はそれが無理になってしまう可能性も
あることを承知しておいてください。

豊胸して手術が成功 して問題なく過ごしていれば
ベストの状態は10年とアメリカでは言われています。
10年もすると古い型のバッグとなり、物によっては
リコール・欠陥品扱いにもなってしまいます。問題は
なくとも10年後には自分のバッグは時代遅れの古い
スタイルになっている可能性は高いですし、バッグの
開発は常に行われていますから、その頃には再開発
された 新しいバッグのことを知り、バッグの劣化による
破損などの心配から再手術を考えるかもしれません。

うつぶせ寝が好きな方、よくする機会がある方は本当に
よく考えて欲しいと思います。大丈夫だろうと思って
いても、うつ伏せで気持ちよく脱力するのには勇気が
要りますし、実際に運動中うつ伏せの時に漏れ始めて
しまった人達もいます。

30、40歳になるとマンモグラフィー(乳癌の検査)も
受けなければなりません。乳房を硬い板で思い切り強く
挟まれます。FDAにも検査によって破損した症例が
レポートされており、必ず検査予約の際に受付&
技師に豊胸していることを伝えなくてはならない、と
記されています。躊躇せずに検査の際にその旨を
伝える自信がありますか?

長期にわたる圧迫による肋骨の凹みも永久的に
治らない起こりえるリスクの一つです。酷いケースでは
肋骨の凹みが他の機能(肺など)を圧迫してしまうことも
あります。