*生食水バッグの中身の汚染*
1992年にシリコンジェルバッグが使用禁止になり、
アメリカ・その他の国で生食水バッグが主流に
なりましたが、その当時は永久的と謳われていたのも
10年以上経った今、将来に入れ替えが必要・劣化と
共に破損や漏れも起こりえるなど問題が出てきました。
中身の生理食塩水が無菌だと、もし体内で漏れても
健康を害すことはないとのことですが、まずバッグの
袋を体内に入れ、それからチューブで中身を注入する
ので手術の際に何かしらの細菌に触れた場合、
液と共にバッグの中に閉じ込めてしまう事になり、
時間と共にバッグ内にバクテリア・カビが沸いて
しまいます。
以前ご紹介したサイトにも、体調を壊し、原因が判らず
生食水バッグを抜去した方の記事が出ています。
彼女が手のひらに持っているものはカビのびっしり
生えた真っ黒の生食塩水豊胸バッグです。
*カビやバクテリアの沸いたバッグを取り出した方の
抜去前の共通の症状*
激しい倦怠感。睡眠をいくらとっても疲れがとれない。
微熱が続く。
吐き気・寒気が走ることがある。
(症状的にはインフルエンザ・風邪をひいた感じなので
バッグのせいだとは思わず、状態が一向に良くならず
皆さん、おかしいと思われたそうです。)
抜去後は抗生物質を服用して体内に残った菌を殺す
必要があり、治療がうまくいくと時間と共に症状も改善
するが、後遺症を抱えることもある。
体内のバッグの本当の状態は、取り出すまでは予測が
つかないのが問題で、私も経験してよくわかりました。
破損・漏れがなくても、癒着していることもありますし、
上の方々のようにバッグの質が変化してしまっている
こともあります。
自分には起こらないように願うだけではなくて、入れ
続けている間は可能性は誰にでもあるので、起こって
しまった時はどのように対処をしたよいか、最善の
処置は、どのような結果が考えられるかなど、問題が
起きた時に後悔のない冷静な決断をするために事前の
リスクについての細かい情報収集は不可欠だと
思います。
医師選びで防げるリスクもあれば、医師の技術や
バッグの種類に関係なく背負うリスクもあります。
問題が出た時に1人でも多くの方が適切な検査を受け、
豊胸の様々なトラブルを多く手がけている技術のある
医師に出会い、納得のいく処置を取れることを心から
願っています。
Tuesday, December 13, 2005
Friday, December 09, 2005
*シリコンジェルバッグについて*
アメリカの抜去のサイトには体調不調、抜去のトラブル、
摘出後も長年健康の問題を抱えている体験者の
方々はシリコンジェルを入れていらした方も多く、
サイレントラプチャーを起こしていた方のお話も沢山
載っています。
2005年8月、10年以上使用を禁止されてきたシリコン
ジェルバッグにFDAは条件付きで使用許可を
出しました。これは安全性の認可ではなく、リスクは
患者さんの認知のもとで使用を許可ということです。
条件の一つに定期的なMRIでの検査を義務付けて
います。サイレントラプチャー、破損、漏れを長期間放置
してしまうことを避けるため、との理由からです。
解禁になったからといって、全ての医師がシリコンジェル
バッグをメインに使用し始めた訳ではなく、使用を懸念
している医師も少なくありませんし、飛びついて希望する
人が殺到している訳でもありません。
サイレントラプチャーによって起こる健康への弊害を
避けるためにも、1992年以前に挿入した方は必ず
又はそれ以降シリコンジェルバッグで手術した方も
何らかの身体の不調、気になる体の変化がある方は
MRIで破損・漏れがないかどうかを確認してから、
入れ替え・抜去手術をするほうが無難です。
ただ、このMRIでもサイレント・ラプチャーが
確認されず、切開して初めてそうだったことが判った
というケースもあるので、検査によっての確認は
100%の確率ではありません。
切開して初めて漏れが確認された場合、体内に残る
シリコンを最小限にする(完全に拭い取ることは不可能)
ためにカプセル除去が必要になるのですが、検査で
あらかじめ漏れを確認が出来ていれば、その処置に
適した技術と経験のある医師・病院を探すことが
出来ますし、医師にも万全な体制で手術に取り組んで
もらえるでしょう。
漏れたシリコンジェルすら除去してもらえず、シリコンが
浸透したカプセルを残されたまま、長年辛い後遺症を
抱えていらっしゃる方々からの強いアドバイスです。
コヒーシブ、ソフトコヒーシブは今も実験段階で、長年の
臨床データがないのにもかかわらず、日本では現在
主流のバッグとして出回っているようですが、
最新のバッグ=最良のバッグとは言い切れないのが
豊胸産業。時代と共に常に様々なバッグが開発され、
体内に挿入した時は最新の安全性が高いと言われて
いたバッグも、数年後には欠陥品のレッテルを
貼られたり、時代遅れのバッグになっていきます。
一回の手術で一生心配無用になることを望まずに、
将来いつか再手術が必要になることを覚悟して豊胸を
考えた方が現実的です。
アメリカの抜去のサイトには体調不調、抜去のトラブル、
摘出後も長年健康の問題を抱えている体験者の
方々はシリコンジェルを入れていらした方も多く、
サイレントラプチャーを起こしていた方のお話も沢山
載っています。
2005年8月、10年以上使用を禁止されてきたシリコン
ジェルバッグにFDAは条件付きで使用許可を
出しました。これは安全性の認可ではなく、リスクは
患者さんの認知のもとで使用を許可ということです。
条件の一つに定期的なMRIでの検査を義務付けて
います。サイレントラプチャー、破損、漏れを長期間放置
してしまうことを避けるため、との理由からです。
解禁になったからといって、全ての医師がシリコンジェル
バッグをメインに使用し始めた訳ではなく、使用を懸念
している医師も少なくありませんし、飛びついて希望する
人が殺到している訳でもありません。
サイレントラプチャーによって起こる健康への弊害を
避けるためにも、1992年以前に挿入した方は必ず
又はそれ以降シリコンジェルバッグで手術した方も
何らかの身体の不調、気になる体の変化がある方は
MRIで破損・漏れがないかどうかを確認してから、
入れ替え・抜去手術をするほうが無難です。
ただ、このMRIでもサイレント・ラプチャーが
確認されず、切開して初めてそうだったことが判った
というケースもあるので、検査によっての確認は
100%の確率ではありません。
切開して初めて漏れが確認された場合、体内に残る
シリコンを最小限にする(完全に拭い取ることは不可能)
ためにカプセル除去が必要になるのですが、検査で
あらかじめ漏れを確認が出来ていれば、その処置に
適した技術と経験のある医師・病院を探すことが
出来ますし、医師にも万全な体制で手術に取り組んで
もらえるでしょう。
漏れたシリコンジェルすら除去してもらえず、シリコンが
浸透したカプセルを残されたまま、長年辛い後遺症を
抱えていらっしゃる方々からの強いアドバイスです。
コヒーシブ、ソフトコヒーシブは今も実験段階で、長年の
臨床データがないのにもかかわらず、日本では現在
主流のバッグとして出回っているようですが、
最新のバッグ=最良のバッグとは言い切れないのが
豊胸産業。時代と共に常に様々なバッグが開発され、
体内に挿入した時は最新の安全性が高いと言われて
いたバッグも、数年後には欠陥品のレッテルを
貼られたり、時代遅れのバッグになっていきます。
一回の手術で一生心配無用になることを望まずに、
将来いつか再手術が必要になることを覚悟して豊胸を
考えた方が現実的です。
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